電気技術規程 使用設備編 JEAC 8001-2011 JESC E 0005(2011)
内線規程
需要設備専門部会編 日本電気技術規格委員会承認
発行:社団法人 日本電気協会 A5判 902頁 定価:4,200円(本体:4,000円)送料450円
本書は、(社)日本電気協会の電気技術規程(JEAC 8001)として昭和43年に制定されて以来、需要場所における電気工作物の設計、施工、維持、検査の業務に従事する人が保安上守るべき技術的事項を定めた民間自主規格として広く活用されております。
この程,平成23年12月に開催された日本電気技術規格委員会において改定案が承認されたことに伴い、新たに第12版が平成24年3月に発行されました。
今回の改定の概要につきましては、下記をご参照下さい。
電技解釈の全面改正に対応!
電気自動車用普通充電回路の施設を新設!
JEAC 8001-2011の主な改正の概要
Ⅰ.電気設備の技術基準の解釈の改定点の反映
前回改定(平成17年9月)以降改正された以下の電気設備の技術基準の解釈(以下「解釈」という)条文の内容を反映させるとともに、内線規程として補完すべき事項を加え、新たに規定が追加された。
- 平成17年9月以降(平成23年7月1日付の解釈改正を除く。)の解釈改正を反映
【3562節】特別低電圧照明回路の施設方法(新設) (解釈第183条の改正)
【2305節】ケーブルラックを用いた低圧屋上電線路の施設方法(追加)(解釈第113条の改正)
【3505節】人が容易に立ち入る場所への電気さくの施設方法など(追加)(解釈第192条の改正)
【3595節】太陽電池モジュールの支持物の施設や接地工事の施設方法など(追加)(解釈第200条の改正)
【3596節】系統連系型小出力燃料電池発電設備の施設方法(新設) (解釈第200条の改正)
【3203節など】耐燃性ポリオレフィンキャブタイヤケーブル等の使用(追加)(解釈第8条などの改正)
- 平成23年7月1日付(平成23年10月1日付適用)の解釈改正を反映
解釈の全面改正に伴い行われた「用語の整理」、「関連条文の見直し」、「解釈の解説から反映された規定事項の反映」、「条文の箇条書き化」、「解釈引用JISの見直し」、「解釈引用JESC規格の見直し」について、整合化を図った。
Ⅱ.規定内容の見直し
関係団体、委員会関係者及び電気工事に係る方々等よりいただいた意見を基に審議が行われ、技術進歩、現状の実態を踏まえた見直しが行われた。主な改定は、次のとおり。
- 新技術等の反映
・電気自動車用普通充電回路の施設方法を新規に規定【3597節 電気自動車用普通充電回路の施設】
・許容電流表を最新規格へ見直すとともに、エコ電線、耐火電線を追加【1340節 許容電流】
・電子式による過電流遮断器を使用する場合の留意事項を追加【1360節 過電流遮断器】
・ヒートポンプ式給湯器を設置した場合の需要率表を追加【3545節 深夜電力機器の施設】
・住宅用分電盤へのコード短絡保護機能付き配線用遮断器の使用について、推奨的事項から勧告的事項に改定
【3605節 配線設計】
- 規定の明確化
・規定内容の理解促進と明確化を図るため、用語の定義を追加【1100節 用語】
・地中電線路の埋設標識に関する規定を追加【2400節 地中電線路】
・極性を有するコンセントへの配線の接続方法、コンセントの接地端子,接地極には適切に接地工事を施す旨などの規定を追加
【3202節 その他電気機械器具】
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